9/3/2023に走ったマラソンレースのレポートです。
結果はマラソンPB更新の2:42:40という好タイム、順位は全体一位でした。
レース結果
概要
このレースのコンセプトは、ボストンマラソンの出場登録が始まる一週間前に規定タイムを出して出場権を得ましょうというもの。そのためコースは狙ったタイムが出しやすい平坦な周回タイプで1マイルのラップを26周します。ハーフマラソンも同時進行で開催されますが、フル・ハーフ合わせて総参加者150人くらいの小規模なレースでした。
参加登録のプロセス、参加費
参加登録はオンラインで。レース参加費は早めに登録したので85㌦くらいだったと思いますが、レース日が近づくにつれ値上がりし、最終的には105㌦くらいまで上がったと思います。
レースまでの交通アクセス
車で。日曜の早朝なので道は空いていました。
駐車はコースに面した銀行?の駐車場にしましたが、特に問題はありませんでした。
チェックイン、ゼッケン受け取り
コース上の給水テーブルが並ぶ中にチェックインのテーブルもあります。仮設トイレの前。
チェックインはQRコードを見せて、ゼッケンとシャツを受け取るのみ。とてもスムーズでした。トイレは仮設トイレが3つ用意されていて、スタート直前は列ができていたものの参加者数を考えれば十分だったと思います。スタートは一斉スタートではなく、スタッフの人がスマホの端末に一人ずつゼッケンナンバーを入力してからスタートさせる、トライアスロンとかで散見されるスタイル。スタート時間も5時半、6時、6時半の3通りあるので、走ってる間は自分の順位が全く分からないので自分の走りに集中できます。
コースについて
コース上には一応ラップ数とタイムを表示する電光掲示板がありますが、ゼッケンナンバーを感知するラインと掲示板が5mも離れておらず、表示される頃はとっくに走りすぎた後。掲示板は一つだけなので周回数の違う複数のランナーが通り過ぎる場合も全く使い物にならず、気持ちはありがたいけどいらないサービスだなと感じました。
この周回コースの最大のデメリットは周回ごとにUターンが3回もあること。私は体重が重すぎるのか小回りがきかず、毎回曲がり切れずにコースアウトしていました。フルマラソンを走るとUターンを78回、その度に減速と加速を繰り返すため体力が削られます。ターンは全て右回りなので使う筋肉も偏りが生じ、怪我の原因になりそうだと感じました。私の場合は右足の足底筋膜に違和感を覚える程度で済みましたが、既に右回りで酷使する筋肉を痛めている人には危険なコースかもしれません。
レース内容
今年(2023)はスタート時の気温が18℃湿度86%と、九月初旬にしては珍しい涼しさでした。気温23℃湿度100%くらいは覚悟していたので天候に恵まれたと言えます。夏のマラソンは邪道と言われますが、このマラソンも運が悪ければ暑くて過酷な脱水症状祭りになる可能性もあり、そのあたりは完全に運任せです。気象条件が揃わない場合は目標を下方修正することをおすすめします。
最終的には自己ベストを更新するタイムでゴールできたので、個人的には満足しています。これでボストンマラソンで良いスタートポジションが取れそうですし、2:45切りを達成したことでベルリンマラソンでも優先的に出場権を受けることができます。結果オーライですが、Uターンはもうしたくありません。
余談
私は普段、フルマラソンの後は内臓が疲れてあっさりしたスープしか受け付けなくなります。しかし、今回はなぜか内臓の調子も良く、応援してくれた家族と一緒にランチに行き鯖の塩焼き定食を楽しめました。アップダウンがほとんど無かったことの恩恵?
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